転職適齢期と各年代に求められること
- 桐田
- 1 日前
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近年の製薬業界では、国内市場の成熟化やAIの普及、グローバル化の一層の進展により、社員に求められる要件が大きく変化しています。一方で、MR、臨床開発、 品質・生産技術、 PV、薬事、研究などの各職種では幅広い経験や高度スキルを持った人材の需要は依然として高く、周到に準備をし適切なタイミングでアクションを起こせば年代を問わずキャリアの可能性は広がります。
そこで今回のコラムでは、転職マーケットにおいて20-30代の人材に求められることをまとめますので、現在 転職を検討されている方はもちろん、選択肢の一つとして考えている方もぜひチェックしてみてください。あなたの転職適齢期が見えてくると思います。
20代:専門性の土台を築く時期
20代の転職では「将来 何を成し遂げたか」という想いと、そのために「何を学び、どのような成長ポテンシャルを持とうとしているか」が重視されます。たとえば、MRであれば以下のような知識・スキル・経験が評価されるケースが多くなりますが、その習得のためにどのような試行錯誤を繰り返しているかを問われます。圧倒的な成果よりも日々の仕事の質(プロセスの正しさや意欲の高さ) を意識してみてください。
【知識】
・担当疾患領域の深い理解
・最新の治療技術、トレンド
・ガイドラインの理解
・臨床試験結果の読み方
【スキル】
・医師のタイプ別の面談力(課題ヒアリング等)
・プレゼンテーション力
・洞察力、仮説思考力
・CRM等のデジタルツール活用スキル
【経験】
・新製品上市経験
・基幹病院担当経験
・KOL対応経験
・エリア戦略立案経験
30代:専門性や影響力を武器にする時期
30代になると即戦力であることを前提に、「専門性」と「成果の再現性」「他者やチームへの影響力」へ評価軸が変わります。採用企業は、「この人が入社したらどのような成果を出してくれるか」をかなり具体的にイメージしながら面接を行うため、具体的な成果はもちろんのこと、戦略的に市場を動かした経験や組織やチームメンバーに対する働きかけの質が重視されます。こちらもMRの例でお伝えすると、
【知識】
・担当領域における高度な疾患知識
-疾患の病態理解
-治療アルゴリズム
・医療政策・市場構造への理解
-地域医療構想
-診療報酬制度
-DPC制度
-フォーミュラリー
-医薬品供給問題
・デジタル/データ活用知識
-CRM知識
【スキル】
・戦略的アカウントマネジメント
-エリア分析
-市場分析
-顧客分析、施設分析
・KOLマネジメント
-Key Opinion Leaderやエキスパート医師との関係構築力
-コミュニケーションを通した課題抽出スキル
・プレゼンテーション力⇒ファシリテーション力
・部門横断コミュニケーション力
・コーチング力・後輩育成力
【経験】
・スペシャリティ領域経験
(オンコロジー,免疫,希少疾患,神経疾患,血液疾患 等)
・新製品上市経験
-発売前準備
-市場形成
-KOL連携
-初期採用拡大
・基幹病院・大学病院担当経験
・エリア戦略立案経験
-市場分析
-顧客セグメント分析
-ターゲティング設計
-リソース配分
・プロジェクト経験
いかがでしたでしょうか。
今回は20-30代のMRの方の事例でお伝えしてきましたが、臨床開発系職種やPV職、品質・生産系職種についても同様に重要なポイントがあるので、興味のある方はいつでも気軽にご相談・ご質問ください。1on1を通して詳しくお伝えできればと思います。
【連絡先】kirita@bright-gate.co.jp ブライトゲート株式会社:桐田 宛
転職を考えるすべての方へ
転職は決して今の会社や仕事を否定する行為ではありません。自分の成長のために、自身の能力をより発揮できる環境やステージを探す選択です。ご存知の通り、製薬企業を取り巻く環境の変化は激しいので、常に先の時代を読みながらご自身の成長にふさわしい環境を・適切なタイミングで選ばれることをお薦めします。
「40代になって充分成長してから転職しよう」という方もおられますが、ポジションや年齢が上がれば上がるほど募集案件は減るのでフィットするポジションは確実に少なくなります。ぜひ、ご自身にとって最適なタイミングを見極めていただければと思います。


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