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キャリア形成で行き詰まらないための3ステップ

  • 桐田
  • 11 時間前
  • 読了時間: 5分



20代後半から30代前半の時期は仕事の全体像が見え始めて仕事の質が向上し、人によっては「期待の若手」として一目置かれ始める時期です。自信を持つことはとても大切なことですが、ここで油断してしまうと、その後 伸び悩んだり思うようなキャリアを描けずに時間だけが過ぎてしまうということもあるので、あらためて気持ちを引き締めることが重要です。

そこで今回のコラムでは、若手社員が見落としがちな「キャリアの盲点」にフォーカスして、これからの時代を生き抜くための具体的な視点と行動プロセスを解説します。



1. 若手が見落としがちな「3つの視点」


① 「ポータブルスキル」と「社内限定スキル」はまったく違う

今の職場で成果を出せているのはあなたの自身の能力やスキルのおかげでしょうか? それとも「会社の看板」「既存の顧客基盤」「先輩たちが創り上げてきた仕事のノウハウ」「社内の人間関係」などによるものでしょうか。将来にわたって成長する人材は、 仮に他の会社に移ったとしても確実に成果を再現できるスキル(=ポータブルスキル)と、今の会社の中だけで通用する武器を明確に区別して自分の能力を正確に把握しています。


② 「20代の優秀さ」と「35歳の優秀さ」の基準は全く違う

20代後半までは「言われたことに自分なりの工夫をして仕事をなす」「高い行動量で成果を出す」ことで評価されます。しかし、30前半ば以降に求められるのは「仕組みを作り変える」、「課題を自ら定義して他者を活用しながらその解決プロセスを考案・実行する」といった能力です。こうした能力を早い段階で身につけられる環境に身を置くことが年齢に見合う長期的な成長につながります。


③ 「現状維持」は「緩やかな衰退」となる

ビジネスモデルの寿命が短くなっている現代において、昨日と同じ仕事を同じ熱量でこなしているだけではあなたの相対的な価値は確実に下がっていきます。社会の変化やビジネスを取り巻く環境の変化を理解しながらあなた自身の課題設定や仕事の進め方を一段ずつギアアップできないと、やがてキャリアは行き詰まります。あなたの周囲には着実にステップアップしている同僚がいるはずなので、現状を維持することは衰退を意味するのです。



2. 未来を広げる3ステップ

では、具体的にどのような行動を取るべきなのでしょうか。本質的なHow toをステップ順に紹介します。


【Step 1】「動機」と「再現性」の棚卸し

まずは、これまでの実績を「スターモデル(STAR)」で整理します。

  • S(Situation:状況):どのような課題があったか

  • T(Task:課題):自分が解決すべきミッションは何だったか

  • A(Action:行動):自分独自のどのような工夫や行動で解決したか

  • R(Result:成果):定量的・定性的な成果はどうだったか

特に「Action(独自の工夫)」が語れない実績は、他社からは「環境が良かっただけ」とみなされます。「なぜその行動を取ったのか」という一貫した動機(軸)まで言語化しましょう。


【Step 2】エージェントを「自分の市場価値の測定器」として使う

次に、自身の価値を知ってください。多くの人が「エージェントは転職を決めてから活用する」と考えますが、これは逆です。「自分の立ち位置を知るために、まずは客観的な指標を持つ人に相談する」のが正しいアプローチです。また、自身の持つスキルセットがどんな求人案件の募集要件と釣り合っているのかを知ることで、客観的な自分の立ち位置を理解することができます。特に大手企業に勤務している方はプロモーションの順番待ち(年功制)が長いので、意外と中堅企業で早く昇格した人が持っているスキルに及ばないということもあるので、定期的に自分の立ち位置を理解することはとても重要だと言えます。


【Step 3】「3年後・5年後にどんな打席に立てるのか」を考える

そして最後は、今の自分を起点に将来を予測してみましょう。「社内の先輩を見ていると、今のままキャリアを進めることに漠然とした不安を感じる」、「今の環境では自分の成長に限界がありそうだけど、どのように動けばよいか分からない」というのはよく受ける相談の代表例ですが、そこに絶対的な正解はありません。ただ、「今から3年後・5年後にどのような打席に立つチャンスがありそうかを見極めること」はとても大切になってきます。ビジネスのスピードが速くなっている昨今、30代半ばから後半までにマネージメントのポジションに就くか、自身の専門性を相当なレベルまで高めていくことが必要になると言われているからです。



3. 行動しながら考える

もしあなたが、「まだ動かなくても何とかなる」と思えているのであれば、今は、取り得るキャリアの選択肢は多くあります。一方で、本当に「このままでは行き詰まる」と感じたとき(例えば、会社の業績悪化などの外敵要因や、自身の年齢が上がるといった内的要因 など)には、キャリア選択の幅が狭まっていて、「積んできたキャリアの損切り」をしなくてはいけない状況に陥りやすくなります。そうならないためにも、「とりあえず様子見」ではなく、「まずはいろいろ考えて、小さな一歩を踏み出してみる」ことをお薦めしています。

ブライトゲートでは、「現職に留まるべきか、転職すべきか」といった相談はもちろんのこと、外の世界も視野に入れた方がよさそうな方には個別に各企業にアプローチしながらポジションを探していくお手伝いをしています。日本ではキャリアの相談を上司や同僚にしにくい風潮が依然あるように感じますが、もしそのような状況に直面されていればいつでも気軽にご相談ください。オンライン1on1などを通してできる限りのサポートを行います。


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